Arabia社、Aune Siimesの鉢。
大学卒業年1932年から1964年までの期間、アラビア社に在籍していたAune。
1940年代後半から磁器の作品を如何に薄く、美しく仕上げるかということに注力しました。
江戸時代後期の日本に起源を持つ手法、卵殻手(卵の殻のように薄く光を通す磁器)がお手本となっています。
轆轤成形した生地を生乾きの状態で削ることによって薄くすることで、厚みの差で模様が浮かび上がる彼女の象徴的な作品です。
光りに透かすと市松模様がしっかりと見えます。
目立つ小傷や使用感なく、非常に良いコンディションです。
底面には、ニードルのような鋭利な道具で刻まれたアウネとアラビアのカットサイン入り。
Country : Finland / フィンランド
Brand : ARABIA / アラビア
Series : -
Designer : Aune Siimes / アウネ・シーメス
Age : -
Size :T12cm×W12.7cm
低径4.5cm