1750年-1850年頃にかけて流行したスウェーデン主に南部の農民によって描かれた装飾画「Bonad」。
聖書をモチーフにし、手漉紙や麻生地の上に描かれているものが多いとされています。
主に富裕層の家にクリスマスやイベントの時にタペストリーのような要領で壁面に飾られていました。
農民画家達は絵を学んだり訓練を受けることなく、唯一の公共スペースであった教会の装飾から着想を得ており、そのためか自由でおおらかな筆運びは本当に心の赴くままに描いたように感じられてうっとりします。
3部構成で、横幅は微妙に異なり、高さは同じことから、おそらくは横にずらりと並べて飾られていたのでしょう。
1枚でも充分すぎるほどの迫力ですが、3枚並べると3m70cmほどあり、圧巻です。
200年ほどの時を経ていることもあり、皺、退色、破れなどのダメージ多くあり。後から接着された布テープが全体を囲っています。
買付時から緩く巻かれた状態でしたので、配送時は同様に巻いてゆうパックでの発送を予定しておりますが、伸ばした状態での配送をご希望される場合はらくらく家財便での発送も承ります。
Country : Sweden / スウェーデン
Brand : -
Series : -
Designer : -
Age : 1800年代初頭
Size :123.8×51.9cm